こんにちは、阿久津です。コロナ禍で増えたオンライン会議ですが、お使いのPCやWebカメラによっては、カメラが使用中であることを示すランプが点灯しません。そこで、Windows 10のカメラ用OSD(オンスクリーンディスプレイ)を有効にするチューニングをご紹介しましょう。

1. レジストリエディターを起動し、「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥OEM¥Device¥Capture」キーを開きます。
2. DWORD値「NoPhysicalCameraLED」のデータを「1」に変更します。
3. レジストリエディターを終了させます。

以上でチューニングが完了しました。Microsoft Teamsや標準アプリの「カメラ」など、Webカメラを使用するアプリを起動してください。するとデスクトップ左上に「カメラ オン」、アプリを終了させると「カメラ オフ」と表示されます。

  • Webカメラが使用中になると「カメラ オン」と表示されます

  • Webカメラの使用を終えると「カメラ オフ」と表示されます

PCの内蔵カメラ、もしくは外付けしたWebカメラを乗っ取られた盗撮被害の報告例は少なくありません。そのためMicrosoftは、Webカメラに物理的なランプがないことを表すレジストリエントリー「NoPhysicalCameraLED」を用意し、利用者にWebカメラが使用中であることを示すことにしました。

本チューニングを破棄する場合は、DWORD値「NoPhysicalCameraLED」のデータを「0」に変更してください。それでは、また次回お目にかかりましょう。