2022年8月4日前後にStableチャネル(安定版)Microsoft Edge(以下、Edge)バージョン104の提供が予定されている。大きな変更はないものの、BetaチャネルのChangelogによれば、初回実行エクスペリエンス中にGoogle Chromeを使用せずに、Google Chromeデータをインポートする機能が加わった。
少々気になる機能なので、Beta版Edgeで機能を確認してみた。最初にEdgeを起動すると従来とは異なるOOBE(Out-Of-Box Experience)が始まる。
何年もの間Edgeを新たにインストール機会はなく、登場当初と大きく異なるOOBEは目を見張るものがある。感心しながら先に進むと、冒頭で述べたGoogle Chromeのデータインポートをうながされた。以下が主な流れだ。
従来のEdgeが備えていたインポート機能は、Google Chromeをインストールしなければならなかったが、今回の改善で直接Googleアカウントに格納されたデータを直接インポートできる。ただし、今回試してみた限りではインポートに失敗した。
すでにEdgeをメインブラウザーにしている方には不要な機能ながらも、「そろそろEdgeに乗り換えるか……」と思案している方には興味深い機能となりそうだ。