7月上旬時点のWindows 11 バージョン21H2(ビルド22000.739)にも、「デスクトップ版Windowsスポットライト」「Edgeバー(デスクトップ版Web検索)」機能の展開が始まったようだ。

Microsoftが現地時間2022年6月23日にリリースした「KB5014668プレビュー」を適用すると、ビルド22000.778に更新されるが、ビルド22000.739でも各種機能を使える。

  • Windows 11 バージョン21H2(ビルド22000.739)でも、デスクトップ版Windowsスポットライトが使用可能

筆者の環境では「検索ハイライト」は未展開だが、このあたりはMicrosoftが安定性を考慮した上でA/Bテスト的な展開を行っているのだろう。

少々驚いたのが、DevチャネルのWindows 11 Insider Previewでも現れなかったEdgeバーがビルド22000.739の環境で出現したこと。現象を確認したデスクトップPCはKB5014668プレビューも適用しておらず、再起動・再サインインも久しく行っていない。強いていえばCanary版Microsoft Edgeを更新したため、こちらの影響があったのかと思われる。

  • 同一環境で現れたEdgeバー。Edgeバーといえば、かつては画面右側に簡易ブラウザとして出現していたが……

理由は何にせよ、筆者の使い方ではMicrosoft Bing以外の検索を実行できないEdgeバーの有用性は乏しい。

  • Edgeバーが利用するのは、当然Microsoft Bingである

本来は旧コンテキストメニューで「Show search」のチェックを外すと無効になるらしいが、こちらの項目は筆者の環境で確認できなかった。今回はEdgeバーのメニューから無効操作を行ってみよう。

  • Edgeバーの「…」→「Edgeバーの自動開始」と順にクリック/タップし、チェックを外す。続いて「閉じる」を選択すれば、Edgeバーが閉じる