リモートワークの定着は歓迎すべき出来事だが、自宅では集中力を維持できず、Bluetoothヘッドホン(イヤホン)を使う場面が増えているともいう。必然的にPC本体のBluetoothとペアリングすることになり、PCのBluetoothバージョンが気になるところだ。
これはPCメーカーのWebページで仕様を確認すれば済む話である。だが、それすらも面倒、もしくはどんなPCパーツ(Bluetoothデバイス)を自作PCに増設したのか忘れてしまった筆者のような方もいるだろう。実はBluetoothデバイスのバージョンは、プロパティダイアログから簡単に確認できる。
このLMPは「Link Manager Protocol」の略称で、文字どおりBluetoothデバイスの認証やペアリングなどを実行するサービスプロバイダーである。上図の場合はLMP バージョン11のため、Bluetooth 5.2仕様に沿ったデバイスであることが確認できた。
この対比表は、例えばLMP 10であればBluetooth 5.1、LMP 9であればBluetooth 5.0など、Microsoftのサポートページにまとめられている。ご自身のPCがサポートするBluetoothのバージョンを確認してほしい。
当然ながら本Tipsは、Bluetoothが無効な状態では確認できない。