たしかWindows 7から加わったライブラリー機能は、登録した複数のフォルダーを一カ所からアクセスできる有益な機能である。ただ、筆者は実フォルダーを直接管理した方が全体を把握しやすく、プライベートでは多用しなかった。
加えてOneDrive登場以降、作成したドキュメントもクラウドストレージに格納する方が安全性も高まり、Windows 10辺りからライブラリー機能を使う場面は皆無となった。
上図のようにWindows 11にもライブラリーフォルダは存在するが、クイックアクセスフォルダーにも登録されず、参照しにくい。だが、フォルダーの旧コンテキストメニューには「ライブラリに追加」が残されている。
新コンテキストメニューは表示内容を限定しているので現れないが、旧コンテキストメニューを常用していると邪魔に感じる方もおられるだろう。前回に引き続き、今回はコンテキストメニューから「ライブラリに追加」を削除する。
cd desktop reg export "HKCR\Folder\shellex\ContextMenuHandlers\Library Location" "Library Location.reg" /y reg delete "HKCR\Folder\shellex\ContextMenuHandlers\Library Location" /f |
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こちらも「スタートメニューにピン留めする」と同じく、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\Blockedキーによる抑制は使用できない。サードパーティ製シェル拡張機能と扱いが異なるのだろう。なお、レジストリファイル「Library Location.reg」を結合すれば、本項目は復帰できる。