Windows 10/11でPCを再起動する機会は減少した。筆者の場合は月例の更新プログラム適用時のみPCを再起動。Explorer.exe周りのトラブルで再サインインするケースや、ハードウェア周りのトラブルで再起動するケースもあるのだが、Windows 11 22H2以降は再起動の機会が減ったように感じる。

そこで、たまに気になるのが「PCが何日連続で稼働しているのか」だ。これを手軽に確認できるTipsをご紹介しよう。

  • 「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「taskmgr」と入力して「OK」をクリック/タップする

  • タスクマネージャーが起動したら「パフォーマンス」タブ→「CPU」と順に開き、「稼働時間」を確認する

タスクマネージャーを呼び出す操作は、「Ctrl」+「Shift」+「Esc」キーを押しても構わない。ちょうどこの時は2022年12月の月例の更新プログラム適用した後のため、稼働時間は約3日と短かった。同様の情報はコマンドラインからも取得できる。

  • 「Win」+「X」キー→「I」キーと順に押すか、スタートを右クリック/長押しし、「ターミナル」をクリック/タップする

  • Windows PowerShellのプロンプトに以下の内容をコピー&ペーストし、「Enter」キーを押す

(get-date) - (GCIM Win32_OperatingSystem).LastBootUpTime

GCIMはCIMサーバーからインスタンスを取得するGet-CimInstanceの省略名だ。上図はWindows PowerShellを使用しているが、コマンドプロンプトの場合は「PowerShell "(get-date) - (GCIM Win32_OperatingSystem).LastBootUpTime"」と実行すればよい。

その昔、Windows 9x時代は49.7日問題が存在し、OSが安定動作しなくなるトラブルが存在したものの、Windows NT系に連なるWindows 11は、おそらく同種の現象は発生しない。

……と思って検索してみると、ハードウェアの組み合わせによっては、類似する問題は現在もあるようだ。いずれにしても月例更新プログラムを確実に適用すれば回避できる。