最近はPCの視聴環境が不安定なNetflixよりも、AmazonのPrime Videoを開く機会が増えてきた。コンテンツの配信タイミングも早く、原稿執筆時や晩酌中の肴(さかな)として楽しんでいる。しかし、視聴環境をPCからiPadに変更すると専用アプリが正常に動作せず、Netflixを立ち上げることも。是非もない。
さて、“ながら見”ゆえ軽視していたPrime Videoの動画品質だが、気になる現象に出くわした。
まず、Prime Videoは「標準画質」「高画質」「最高画質」の3種類から選択できる。しかし、Amazonのサポートページによれば、Webブラウザーで視聴する際の動画品質はフルHDまで。これはWindowsの専用アプリを使っても変わらない。だが先日、「高画質」も選択できない場面に出くわした。
HDCPはコンテンツの不正コピーを防ぐ技術だが、筆者の環境は古い液晶ディスプレイも多く、ケーブル類もアップデートしていない。そのため、“こんなもんか”と思いながら視聴していた動画は「標準画質(480p)」だったようだ。そこでWebブラウザーをHDMI接続しているディスプレイに移動して再設定を試みた。
すると「高画質」が選択できた。ただ、前述のとおりPC視聴環境はフルHD(1080p)まで。動画品質もコンテンツの対応状況によって左右されるため、ネットワーク環境に問題がなければ「最高画質」を選択し、コンテンツや視聴環境に応じて、動画品質の変化をAmazon側に預けるのが楽そうだ。
まったくの余談だが、前回の記事で「explorer shell:RecycleBinFolder」のショートカットファイルを作成する手法も推奨した。実際にやってみると、下図のように呼び出し可能だ。複数の「ごみ箱」を呼び出す方法の一つとして参考にしてほしい。