Windows 11 バージョン22H2のスタートメニューは、ピン留めしたアプリの数を調整できる。大きな改善点とは言い難(がた)いものの、常にWindows 11を使う方にはカスタマイズすべきポイントの一つだ。

  • 検索ボックスに「Start」と入力し、「スタート設定」をクリック/タップする

  • 「設定」の「個人用設定/スタート」が開き、いずれかのレイアウトをクリック/タップで選択する

ご覧のように選択できるレイアウトは3つ。「既定値」はWindows 11 バージョン21H2と同様、ピン留めアプリは6×3である。「さらにピン留めを表示する」のピン留めしたアプリは6×4、「さらにおすすめを表示する」のピン留めしたアプリは6×2と変化する仕組みだ。

  • 「既定値」を選択した状態

  • 「さらにピン留めを表示する」を選択した状態

  • 「さらにおすすめを表示する」を選択した状態

どのレイアウトが使いやすいかはユーザーしだい。スタートメニューからアプリを起動する機会が多い場合は「さらにピン留めを表示する」、直近の編集ファイルを参照するケースが多い場合は、「おすすめ」に並ぶ履歴ファイルが2×4に増える「さらにおすすめを表示する」を選択するとよい。

筆者はアプリベースでファイルを操作したいため、「さらにピン留めを表示する」を選択して「最近追加したアプリを表示する」をオン、「よく使うアプリを表示する」をオフにして、ファイル表示を抑制している。

  • 筆者のスタートメニュー。PCゲームが多いのはご愛嬌(あいきょう)だ