Windows 11 バージョン22H2(以下、22H2)のエクスプローラーは、ようやくタブ機能を標準でサポートした。
Windows XP時代には、多くのオンラインソフトがタブ機能を取り込み、2006年10月登場のInternet Explorer 7も標準搭載。エクスプローラーのタブ対応も期待されたものの、結局は22H2までかかることになった。今回は基本的なタブの操作方法を紹介したい。
タブの開き方
フォルダーを選択した状態でもツールバーに任意のアクションは現れず、基本的にはコンテキストメニューから操作する。少々使用した感覚では、旧コンテキストメニューを有効にした方が使いやすい。
タブの移動
エクスプローラーがアクティブな状態であれば、「Ctrl」+「Tab」キーおよび「Ctrl」+「Shift」+「Tab」キーが有用だ。アクティブなアプリを切り替えるように、アクティブなタブが切り替わる(「Shift」キーは逆順)。
また、タブを開いている状態なら「Shift」+「Enter」キーでアクティブなタブも切り替わる。ただし、未オープンの場合はカレントタブが該当タブに切り替わる仕組みだ。
タブの閉じ方
現在アクティブなタブは「Ctrl」+「W」キーで閉じ、他の不要なタブは「他のタブを閉じる」「右側のタブを閉じる」を選択すればよい。
なお、エクスプローラーのタブはドラッグ&ドロップで順序の入れ替えが可能だ。タブ(フォルダー)を入れ替え、作業内容に応じた効率改善につながる(と思う)。エクスプローラーのタブ機能は、より精査を重ねてからご報告したい。