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モバイルデバイスでWindows 10を使っている場合、バッテリーを消費するアプリケーションや機能を確認しておくと、より効率的な運用が可能になる。今回は確認方法と抑止方法を紹介しよう。
バッテリー消費のアプリ&機能はここで分かる!
第58回で紹介した「バッテリー節約機能」では、バッテリーの電力を使用するアプリケーション、および機能も確認できる。
下図は筆者の環境で動作するアプリケーションだが、「システム(CPU)」「ディスプレイ(GPU)」「Wi-Fi(無線LANチップ)」の3項目で消費電力の原因を示している。
ポイントはUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)やWindows 10標準機能だ。例えばUWPアプリケーションの「Facebook」を開くと、「このアプリをバックグラウンドで実行できるようにします」という項目を確認できるように、これを「オフ」にすることで、バッテリー消費をわずかだが減らせる。
筆者が確認したところ、「このアプリをバックグラウンドで実行できるようにします」が現れるのは「Microsoft Edge」「Wunderlist」「Windowsストア」などUWPアプリケーション。「設定」や「検索」には現れない。特に「メール/カレンダー」は「バッテリーセーバーがオンのときでも、バックグラウンドでこのアプリを実行できます」という項目が加わる。
バッテリーセーバーとはバッテリー節約機能だが、あくまでもこちらの設定はアプリケーションの"実行"。バッテリー節約機能では"プッシュ通知"に関する設定の有無が選択可能だ。バッテリーの持ちを優先する場合は、「このアプリをバックグラウンドで実行できるようにします」をできる限りオフに変更し、プッシュ通知も必要なもの以外は禁止することをおすすめする。
阿久津良和(Cactus)