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Webページをアプリのように利用するPWA(プログレッシブウェブアプリ)だが、対応にはWebサイト側でバックグラウンド動作するスクリプト(Service Worker)や、マニフェスト(JSONファイル)の用意が必要だ。
そのため利用者が望むすべてのWebサイトで利用できないものの、選択肢の1つにOneDrive/OneDrive for Businessが加わった。Microsoft関係者がTwitterで報告するように、2021年9月中旬からPWAに対応したという。
OneDrive/OneDrive for Businessはご承知のとおり、ローカルストレージとクラウドストレージをバックグラウンドで同期するため、PWA版OneDriveの使い道は多くない。だが、たまに起動するモバイルPCなど、同期完了を待つまでの時間が惜しい場合、PWA版OneDriveを起動して必要なファイルを直接ダウンロードした方が作業をスムーズに進められる。
上図のようにタスクバーやスタートへのピン留め、ショートカットファイルの生成といったオプションが用意されているものの、前述のような限定的な使い方であれば、サインイン時に自動起動する「デバイスログイン時の自動開始」はオフにした方がよい。