「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。 |
---|
Windows 10の無線LAN接続(設定)は、通知領域のアイコンや「設定」から呼び出せるが、デバイスによっては通知領域のアイコンを押しづらく、アクションセンターのクイックアクションもWi-Fiのオン/オフを切り替えるだけ。そこで、「設定」-「ネットワークとインターネット」-「Wi-Fi」を直接開くショートカットファイルを作成しよう。
通知領域のアイコンを押しにくい
筆者は外出時にSurface Pro 4で仕事をしているが、意外に困るのが無線LAN接続だ。通常は常備しているWindows 10 Mobileのモバイルホットスポット(テザリング)でインターネットに接続している。
だが、タッチパッドは(個人的に)使いにくく、通知領域のアイコンをタッチするのも、Surface Pro 4 Type Coverを装着した状態だとけっこう押しにくい。
その代わりに使用するのが「設定」の「ネットワークとインターネット」に並ぶ「Wi-Fi」だ。こちらは通知領域のネットワークアイコンをクリック/タップした時に並ぶウィンドウと同じく、検出したアクセスポイントを列挙し、接続・切断を行える。
この設定画面を開くには、「Win」+「I」キーを押すなどして「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」をクリック/タップ。場合によっては「Wi-Fi」をクリック/タップと、2~3ステップを必要とする。
「Wi-Fi」のショートカットファイルを作成する
もっとすばやくWi-Fi設定を開きたいと考えて思い付くのが、「Wi-Fi」へのショートカットだ。調べたところ、コマンドラインから呼び出せるため、実行するショートカットファイルを作成できる。これで、問題を解決できることが分かった。
ショートカットファイルをダブルクリックするだけでは面白くないので、今回はショートカットキーを割り当ててみる。ただし、目的のショートカットファイルがデスクトップにある場合のみ有効なので、必要に応じて設定するとよいだろう。
テキストボックスに「%windir%\System32\imageres.dll」と入力して、「OK」ボタンを1度クリック/タップし、一覧から使用するアイコンを選択してから「OK」ボタンをクリック/タップ |
あとは設定したショートカットキーを押すか、ショートカットファイルをダブルクリック/タップすることで「Wi-Fi」が開き、無線LANへのアクセス操作が簡単になる。
阿久津良和(Cactus)