在宅で勤務している人の多くは、企業が貸与したPCで仕事をしているだろう。自宅作業時に注意してほしいのが、バッテリーへの負担だ。いくら機動性の高いノートPCでも、PC性能をフル活用する「最も高いパフォーマンス」などの電源オプションを選択して、バッテリー充電回数が増加すると、数年先には充電可能な容量が減少してしまう。
これまでも、PCメーカーは充電完了容量や充電開始時間を設定する機能を用意してきた。専用のGUIツールを提供するPCメーカーもあれば、BIOS/UEFIから設定する場合もある。今回はSurface Laptop 4を例に設定方法を紹介しよう。
これで設定完了だ。Surface Laptop 4の場合、「Enable Battery Limite」有効時のバッテリー容量は50%一択だが、メーカーによっては70%、50%を選択できるPCもあれば、1%単位で調整できるPCもある。
このようにPCによって設定方法や機能は異なるものの、大半のバッテリー駆動型PCであれば同種の設定項目が用意されているはずだ。特にBYODで私物PCを仕事に用いている場合は、ぜひバッテリー充電回数に気を配ってみてほしい。