「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。

表示言語をあれこれと切り替えるかたは、本誌読者でもそう多くないだろう。かくいう筆者も日本語と英語以外の言語を追加する機会は少ない。先日、英語表記を確認するため一度削除した英語を追加したところ、初期のWindows 10と異なる動作を確認した。箸休め的な内容だが、ご紹介したい。

  • 「Win」+「S」キーを押すなどして検索ボックスを開き、「言語」と入力して「言語の設定」をクリック/タップする

  • もしくは通知領域の「入力インジケーター」→「言語設定」と順にクリック/タップする

  • 「言語の追加」をクリック/タップする

  • ここでは「English(United States)」を選択しているが、表示言語(UIに適用可能な言語)であれば何でも構わない。任意の言語→「次へ」ボタンと順にクリック/タップする。なお、入力ボックスに言語の名称を入力すると検索しやすい

  • 「English(United States)」は表示言語のため、「自分のWindowsの表示言語として設定する」→「インストール」ボタンと順にクリック/タップする

  • あとはインターネット経由で、言語パックの構成要素が順次ダウンロードされる

  • 言語パックのインストールを終えると、再サインインをうながすメッセージが現れるので、「はい、今すぐサインアウトします」ボタンをクリック/タップする

  • 再サインイン後はWindows 10のデスクトップがインストールした表示言語に切り替わる

一連の流れをまとめて紹介したが、リリース前段階のWindows 10プレビュー版は表示言語の切り替えに一苦労した記憶がある。正直なところ、どのバージョンから「言語の設定」に改善が加わったのか不明だが、改めて確認したところ、Windows 10 バージョン2004以降のようだ。

  • Windows 10 バージョン1909の「言語」

  • Windows 10 バージョン2004の「言語」

筆者は仕様変更に気付かなかったが、「自分のWindowsの表示言語として設定する」という設定項目と、その後の再サインインをうながすメッセージは、」表示言語の変更頻度が高いユーザーに有用だろう。