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開いているタブの一覧と検索ボックスが出現

Microsoftは積み重ねるMicrosoft Edgeのタブ管理に、新たな手法を提供しようとしている。Google Chrome 88がサポートした機能をMicrosoft Edgeでも有効にするようだ。前回の記事ではCanary版Microsoft Edgeが実装したタブグループ機能を紹介したが、こちらはタブの検索機能である。

  • Dev版Microsoft Edgeのショートカットファイルを右クリック/長押し、「プロパティ」をクリック/タップする。タスクバーにピン留めしている場合は、未起動の状態で「Shift」キーを押しながら右クリック/長押しすればよい

  • 「リンク先」の末尾に半角スペースを空けてから「--enable-features=TabSearch」と追記し、「OK」ボタンをクリック/タップする

以上で機能が有効になり、タブの右末尾に「▼」アイコンが加わる。同アイコンをクリック/タップするか、「Ctrl」+「Shift」+「A」キーを押すことで、開いているタブの一覧と検索ボックスが現れる仕組みだ。当然ながら、タブ名をクリック/タップすると、そのタブがアクティブになる。

  • タブ検索ボタンをクリック/タップした状態。現在開いているタブの一覧が現れる

検索ボックスに文字列を入力することで、表示するタブの絞り込みも行えるため、山のように並んだタブから目的のWebサイトを見つけやすくなるだろう。

  • 検索ボックスに文字列を入力すると、合致するタブ名を絞り込んで表示する

興味深いのは「edge://flags」でアクセスする試験段階の機能ではない、という点だ。タブ検索機能はDev版Microsoft Edgeにも展開されており、今回の動作検証もCanary版やDev版で行った。この後ベータ版での検証を経て、安定版に機能実装される予定だ。安定版Microsoft Edgeをお使いのかたは、もうしばらく待ってほしい。

  • Dev版Microsoft Edgeの試験段階機能