「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。

使用中のアプリに関わる情報を検索する際、アプリ名や機能名を単語として用いることが多いものの、設定や機能実行中のスクリーンショットを用いて検索した方が早いことがある。

ただ、スクリーンショットの作成は「Win」+「Shift」+「S」キーを押して「画面領域切り取り」を実行し、クリップボードに格納されたデータを「切り取り&スケッチ」などのアプリでファイル化しなければならない。さらに、「設定」の「簡単操作/キーボード」で「PrtScnボタンを使用して画面領域切り取りを開く」を有効にしても、クリップボード以降の手順は発生してしまう。

だが、Windows 10にはスクリーンショットを作成して、画像検索を実行する機能を備えている。具体的には画像ファイルを作成せず、Microsoft Bing画像検索を実行するというものだ。

  • タスクバーの検索ボックスや検索アイコンをクリック/タップするか、「Win」+「S」キーを押し、「スクリーンショットを使用して検索」アイコンをクリック/タップする

  • 初回起動時はプライバシーに関する確認メッセージが現れるので、「OK」ボタンをクリック/タップする

  • 「画面領域切り取り」が起動するので、「ウィンドウの領域切り取り」など必要な情報だけをキャプチャーする機能を実行する

  • そのままMicrosoft Bingによる画像検索が実行される

ご覧のとおり画像検索が実行されたものの、唯一の欠点はMicrosoft Bing画像検索に固定している点。Googleなど他の検索サイトが選択できないのはWebサイト検索と同様だ。普段からMicrosoft Bingをメインの検索サイトとして使用し、画像検索を行う機会が多いかたには本機能をおすすめしたい。