「ダウンロード時の動作を毎回確認する」項目が登場

Microsoft Edgeでファイルのダウンロードを試みると、ウィンドウ下部に進捗を示すプログレスバーなどが現れ、即時ダウンロードが始まる。だが、何らかの理由でMicrosoft Edgeの設定に変更が加わると、コモンダイアログによる「名前を付けて保存」が現れるようになってしまう。

  • 既定の動作では、対象ファイルを「ダウンロード」フォルダーに保存する

  • しかし、設定が変わるとコモンダイアログが現れ、ファイルの保存をうながされる場合がある

ダウンロード時の動作は「ダウンロードする前に各ファイルの保存先を確認する」の設定が鍵を握っており、同スイッチがオフの場合は即時ダウンロード。オンの場合はコモンダイアログによる操作が必要になる仕組みだ。

  • アドレスバーに「edge://settings/downloads」と入力して「Enter」キーを押し、「ダウンロードする前に各ファイルの保存先を確認する」をクリック/タップしてスイッチを切り替える

どちらの操作が好ましいか否か、個人の使用スタイルに左右されるものの、今後この動作は変化する。現在、CanaryチャネルおよびDevチャネルでリリースしている開発中のMicrosoft Edge(バージョン87.0.629.x以降)では、この設定項目名が「ダウンロード時の動作を毎回確認する」に変更されたからだ。

  • CanaryチャネルのMicrosoft Edge。設定項目名が変化している

「ダウンロード時の動作を毎回確認する」のスイッチがオフの場合は即時ダウンロードが始まるものの、オンの場合は「開く」「名前を付けて保存」といったボタンが現れ、Microsoft Edgeレガシーのような操作が可能になる。

  • 「ダウンロード時の動作を毎回確認する」がオンの状態

まとめると、ダウンロードに関する設定項目がオフであれば、今後も変更はない。だが、オンの場合は前述したように、操作内容が若干変化することを覚えておいてほしい。