Microsoft EdgeはWebページや画像、任意の文字列など種類の異なる情報をクリッピングする「コレクション」という機能を備えている。たとえばPCパーツの購入を思案中であれば、各Webサイトで情報収集し、購入するECサイトで価格を調べると思うが、このような場面で役立つのがコレクションだ。
上図にある「新しいコレクション」の部分は自由に編集できるので、「SSD」「CPU」など自身が分かりやすい名称をつければよい。コレクションに登録したコンテンツは、MicrosoftアカウントなどでMicrosoft Edgeにサインインすれば自動的に同期する。
コレクション内のアイテムをWordやExcelで編集することも可能だ。安定版Microsoft Edgeでは、WordやExcelに限定されるが、CanaryチャネルのMicrosoft EdgeではOneNoteやPinterestも加わっている。
コレクションはバックグラウンドでBing検索を実行し、Pinterestから関連するであろうコンテンツを表示する機能を今後実装する予定だ。下図はCanaryチャネルのMicrosoft Edgeだが、Pinterestの情報表示が好ましくない場合は「edge://settings/privacy」を開いて設定するとよい。
「ブックマーク(お気に入り)で十分」と考えているかたもいるだろう。しかし、ブックマークはあとから不要のものを整理する手間がかかるが、不要になったコレクションは簡単に削除できることを考えれば、一時的に必要な情報を集めるという「コレクション」の利便性が伝わるのではないだろうか。