Windows PowerShellの「Set-ItemProperty」を使う
Windows 10で扱うファイルは、「作成日時」「更新日時」「アクセス日時」と称したタイムスタンプ情報を保持している。
上図はテキストファイルのプロパティダイアログだが、「作成日時」は文字どおりファイルを作成した日時。「更新日時」はファイルを編集して保存するなど内容を変更した日時。「アクセス日時」はファイルをアプリなどで開いた際に変化するものだ(が、このアクセス日時はWindowsのバージョンによって動作が異なる)。
アクセス日時の利用価値は別の機会に触れるとして、今回はタイムスタンプ自体に注目する。Windows 10のGUIでは、各タイムスタンプを変更する設定項目を用意していない。コマンドプロンプトから実行するコマンドも同様で、通常では変えられないのだが、実はWindows PowerShellなら変更可能だ。
上記は「作成日時」の変更だが、「更新日時」を変更する場合は、コマンドレットの引数「-name CreationTime」を「-name LastWriteTime」に、「アクセス日時」では「-name LastAccessTime」に変更してほしい。