自動でも手動でも更新できる

Windows Update経由ではなく、独自プロセスで自身のアップデートを行う新Microsoft Edgeは、サービスやタスクを用いて新バージョンの更新を検出している。

  • サービスとして登録されている新Microsoft Edgeのアップデートプロセス

  • タスクスケジューラでも毎日一定のタイミングで更新状況をチェックしている

新バージョンを検知するとメニューバーに緑色のオーバーレイアイコンが加わり、画面中央には新Microsoft Edgeの再起動をうながすメッセージが現れる仕組みだ。

  • アイコンに加えて、「更新プログラムが利用可能です」という項目がメニューに並ぶ

  • 新Microsoft Edgeの再起動をうながすメッセージも現れる

当然ながらそのまま再起動すれば、新Microsoft Edgeは新ビルドに自動更新されるが、メッセージが現れない場合、以下の手順で手動更新できる。

  • 「設定」→「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edgeについて」と順にクリック/タップする

  • 「再起動」ボタンをクリック/タップする

  • こちらは再起動した新Microsoft Edge。バージョン79からバージョン80へ更新したことを確認できる

開発中の新Microsoft Edgeはほぼ毎日更新する「Canary」チャネル、毎週更新する「Dev」チャネル、6週間ごとに更新する「Beta」チャネルの3種類を経て、一般ユーザー向けの安定版配布に至る。つまり、我々は約6週間ごとに本操作を繰り返さなければならないことを、頭の片隅に入れておいて損はないだろう。

阿久津良和(Cactus)