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「Win」+「Shift」+「V」キー→「Delete」キーで削除

Windows 10が供えるトースト通知(以下、通知)はスマートフォンからヒントを得て実装している。確かにメールやIMの通知、カレンダーに登録した予定が通知されるのは便利だが、作業に集中している際は、「イラッ」とした経験をお持ちの方も少なくないはず。

そのためWindows 10は、指定時間帯や使用状況に応じて通知を抑止する「集中モード」を用意した。アクションセンターから機能のオン/オフを切り替えることができるので、こちらを使えば済む話なのだが、ついつい有効化も解除も忘れてしまう。そこで試してほしいのが以下の方法だ。

  • 不要な通知が現れたら、「Win」+「Shift」+「V」キーを押して通知選択状態に入り、「Delete」キーを押す

「Win」+「Shift」+「V」キーを押すことでフォーカスが通知に移動し(通知の回りが白い罫線で囲われる)、「Delete」キーで削除する流れだが、わざわざマウスを握って「→」ボタンを押す必要がなく、キーボード操作だけで済むメリットは大きいだろう。

  • 今回はメール着信の通知のため、タスクバーにピン留めした「メール」にバッチ(アイコン右下の数字)が加わっている

メールの通知は、既定では「アクションセンターに通知を表示する」が有効になっているが、本操作を行ったところ、アクションセンターの通知も削除された。そのため、後から対応が必要な通知の場合、本操作は避けた方がよい。

阿久津良和(Cactus)