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第275回でコマンドラインから無線LANの電波レベルを確認する方法を紹介したが、Window 10 バージョン1903時点での確認方法を改めて整理したい。

「設定」から確認する

まずは「設定」を使用する方法。通知領域に並ぶアイコンのフライアウトや、「ネットワークとインターネット/Wi-Fi」から確認できる。

  • 通知領域のネットワークアイコンをクリック/タップし、接続している無線LANアクセスポイントのアイコンを確認する

  • 「設定」の「ネットワークとインターネット/Wi-Fi」を開き、同様のアイコンを確認する

コントロールパネルから確認する

今後なくなると言われているコントロールパネルだが、ここでも同様に無線LANの電波レベルを確認できる。

  • 「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「ncpa.cpl」と入力して「OK」ボタンをクリック/タップする

  • ウィンドウ内で無線LANの電波レベルを確認できるが、さらにダブルクリック/タップする

  • ダイアログからは無線LANの接続速度も確認できる

コマンドラインから確認する

第275回でもお伝えしたが、コマンドプロンプトとWindow PowerShellでは電波レベルが数字で確認できる。この確認手順も紹介しよう。

  • コマンドプロンプトは下記囲みの内容を実行する

netsh wlan show interface | findstr "シグナル"

  • Windows PowerShellもnetshを呼び出すことで確認可能だ

(netsh wlan show interface) -Match 'シグナル'

なお、本稿執筆時点でWindow 10 バージョン1909の登場が控えているが、Window 10 20H1として開発中のWindow 10 Insider Previewでも、無線LANの電波チェック手順は変わらない。

阿久津良和(Cactus)