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警告メッセージの廃止を確認

この8月上旬話題になったのが、Chromiumエンジンを採用した新Microsoft Edgeのベータ版と安定版のリーク話だ。安定してはいないが最新機能を試せるCanaryチャネルがあるため、日本では話題になっていないが、注目したいのが“安定版をビルドにしている”という点。

  • 本稿執筆時点で公式公開しているのは、DevチャネルとCanaryチャネルのみ

Microsoftはリリーススケジュールを明らかにしていないが、Windows 10 20H1あたりで、既存のMicrosoft Edgeを代替する標準Webブラウザーとなるだろう。

そこでフッと気になったのが、標準Webブラウザーの設定である。以前はMicrosoft EdgeからMozilla FirefoxやGoogle Chromeなど他のWebブラウザーに切り替えると、設定変更を押しとどめるメッセージが現れたように記憶しているが、Windows 10 バージョン1903で確認したところ、難なく切り替えることができた。

  • 「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「ms-settings:defaultapps」と入力して「OK」ボタンをクリック/タップする

  • 「Webブラウザー」で指定済みのWebブラウザーをクリック/タップすると現れるドロップダウンリストから、任意のWebブラウザーをクリック/タップで選択する

手元のPC環境はすべてバージョン1903に更新してしまったため、いつから警告メッセージを廃止したのか確認できないが、シンプルになったのはよい傾向である。

阿久津良和(Cactus)