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リソースモニターで使用中のアプリを確認

Windows 10に限った話ではないが、エクスプローラーの操作時に悩まされるのが「使用中のフォルダー」である。フォルダー名の変更やファイルの移動時にこのメッセージが現れると、操作を完了できない。

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    ファイルやフォルダーの操作時に現れるメッセージダイアログ

ダイアログのメッセージが示すように、何らかのアプリケーションもしくはプロセスが、対象となるファイルやフォルダーを開いているため、操作できないというもの。だが、そのアプリを明示していないため、あきらめているユーザーも多いのではないだろうか。

そのアプリを検索する方法はさほど難しくない。「リソースモニター」を使えば簡単だ。

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    1.「Ctrl」+「Shift」+「ESC」キーを押してタスクマネージャーを起動し、「詳細」をクリック/タップ

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    2.タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブ→「リソースモニターを開く」を順にクリック/タップ

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    3.リソースモニターの「CPU」タブを開き、検索ボックスにファイルやフォルダー名の一部を入力すると、ロックしているアプリが確認できる

上記の例では、「秀丸(Hidemaru.exe)」やOffice 365のアップデートプログラムである「OfficeClickToRun.exe」が、関連付けられたハンドルとして列挙されている。ここで注目するのは「ハンドル名」だ。

OfficeClickToRun.exeは、削除など操作対象としたいフォルダー(例では「201904」)と異なるパスを示しており、無関係であることが分かる。つまり前者の「秀丸(Hidemaru.exe)」を終了させれば、当該フォルダーに対して、ファイルの移動などが可能になるだろう。なお、アプリを終了できない場合は、リソースモニターからプロセスを終了させても構わない。

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    プロセスを右クリック/長押しし、「プロセスの終了」をクリック/タップするとアプリが強制終了する

阿久津良和(Cactus)