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リソースモニターで使用中のアプリを確認
Windows 10に限った話ではないが、エクスプローラーの操作時に悩まされるのが「使用中のフォルダー」である。フォルダー名の変更やファイルの移動時にこのメッセージが現れると、操作を完了できない。
ダイアログのメッセージが示すように、何らかのアプリケーションもしくはプロセスが、対象となるファイルやフォルダーを開いているため、操作できないというもの。だが、そのアプリを明示していないため、あきらめているユーザーも多いのではないだろうか。
そのアプリを検索する方法はさほど難しくない。「リソースモニター」を使えば簡単だ。
上記の例では、「秀丸(Hidemaru.exe)」やOffice 365のアップデートプログラムである「OfficeClickToRun.exe」が、関連付けられたハンドルとして列挙されている。ここで注目するのは「ハンドル名」だ。
OfficeClickToRun.exeは、削除など操作対象としたいフォルダー(例では「201904」)と異なるパスを示しており、無関係であることが分かる。つまり前者の「秀丸(Hidemaru.exe)」を終了させれば、当該フォルダーに対して、ファイルの移動などが可能になるだろう。なお、アプリを終了できない場合は、リソースモニターからプロセスを終了させても構わない。
阿久津良和(Cactus)