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「自分のデバイスにインストールする」を活用する

最新のMicrosoft Storeでは任意のアプリケーション(以下、アプリ)を複数のデバイスにインストールできることをご存じだろうか。2017年ごろから一部のユーザーに機能を公開し、2018年中にはすべてのユーザーが利用可能となった。

  • 「…」→「自分のデバイスにインストールする」と順にボタンをクリック/タップする

上図で示した手順を行うと、Microsoftアカウントに紐付けられたWindowsデバイスの一覧が現れる。後は対象となるデバイスを選択するだけだ。

  • インストール対象となるデバイスをチェックし、「今すぐインストール」ボタンをクリック/タップする

  • 「OK」ボタンをクリック/タップする

表示されるデバイスは、アプリの対応プラットフォームによって左右されるが、今回試したInstagramアプリはモバイルデバイスを対象に含めているものの、Windows Phone系デバイスは現れなかった。また、本来表示されるはずのWindowsデバイスが、リストから漏れるケースも散見される。後者については後述しよう。

  • こちらは操作を行ったPCのスタートメニュー

  • 先の手順で選択したPCのスタートメニュー。インターネットへの接続を検出すると、すぐにアプリのインストールが始まる

Microsoft Store操作時に現れるデバイスは、Microsoftアカウントのデバイスページで確認できる。ポイントは「ダウンロードデバイスを管理する」にあり、インストール可能なデバイスは10台に制限されている点だ。つまり、ここに並んでいないデバイスは同時インストールの対象外となり、リストにデバイス名が現れないのである。

  • 「ダウンロードデバイスを管理する」ページで不要なデバイスクリック/タップで選択。「このデバイスを削除する準備ができました」→「削除」ボタンと順にクリック/タップする

上図で示したように、使わなくなったデバイスは簡単な操作でリストから削除できる。一方、追加する方法は、ヘルプページによれば、空きスロットがある状態でMicrosoft Storeからアプリをダウンロードすると、デバイスが自動的に追加されるようだ。しかし今回試した限りでは、アプリのダウンロードも、Microsoftアカウントの再サインインでも追加を確認できなかった。おそらく一定の時間を要するのだろう。

阿久津良和(Cactus)