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サインイン情報を保存せずに終了……でも完全抑制は不可能?
インターネット経由でテキストや音声、映像によるチャットを可能にするSkypeだが、最新版(バージョン8.x)ではユーザーに同意を得ず、自動起動するようになった。少々気になり、タスクマネージャーの「スタートアップ」タブや、Sysinternalsの「Autoruns.exe」で調査してみたが、自動起動に関するエントリーが見当たらない。
なぜ、このような改悪をUWP版Skypeに加えたのか不明だが、動作確認したところ、UWP版Skypeが自動起動するのはサインイン情報を保持している時に限定される。つまり、Microsoftアカウントのサインイン情報を保存せずにUWP版Skypeを終了させればよい。
ただし、本操作を行ってもUWP版Skypeの実体と思われる「SkypeApp.exe」や「SkypeBackgroundHost.exe」はプロセスに張り付き、未起動を確認できたのは「SkypeBridge.exe」のみだった。これらを鑑みると、UWP版Skypeの自動起動を抑制するのは難しいようである。
阿久津良和(Cactus)