「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。

「システムのプロパティ」で設定を変更する

Windows 10は第317回でも紹介したように、リモートデスクトップとリモートアシスタンスという2つのリモートアクセス機能を備えている。

リモートアシスタンスは、主にインターネット経由で外部からの接続を受け入れ、自身では解決できないトラブルシューティングを行う際に用いる機能だ。Windows 10 バージョン1607以降は、リモートアシスタンスを有効に使うための「クイックアシスト」も加わり、PCトラブルに対する支援をリモート操作で受けやすくなっている。

  • UWPアプリとして提供された「クイックアシスト」

だが、リモート操作で誰かをサポートする機会はあっても、誰かからサポートを受ける機会は少ない、という人もいるだろう。そこで、リモートアシスタンスを無効にする手順を紹介する。

  • 「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「SystemPropertiesAdvanced」と入力して「OK」ボタンをクリック/タップする

  • 「リモート」タブ→「このコンピューターへのリモートアシスタンス接続を許可する」→「OK」ボタンと順にクリック/タップして、同項目のチェックを外す

リモートアシスタンス機能は既定で有効になっている。加えてリモートデスクトップも使わない場合は、「このコンピューターへのリモート接続を許可しない」を合わせて選択するとよい。

阿久津良和(Cactus)