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Windows 10上で動作するユニバーサルWindowsアプリの一部は、背景色を切り替える機能を備えている。ほぼすべての既定色は白色系となるが、ちょっとした操作で黒色系に切り替えることが可能だ。今回は変更できるユニバーサルWindowsアプリをピックアップしてご紹介する。
Windows 10は黒色がお好き?
Windows 10が開発途中にあってWindows 10 Technical Previewと呼ばれていた頃、筆者は「Windows 10はダークテーマをスタンダードにするのでは?」という何気ない疑問を持った。新たに搭載したユニバーサルWindowsアプリの一部は基調色として黒色を採用していたからだ。
MicrosoftのGabriel Aul氏も当時のブログで「Dark Theme」に触れることが多く、(筆者の推測だが)Windows開発陣は、自身らの好みをOSやアプリケーションに反映させていたのではないだろうか。正式版であるビルド10240がリリースされると、OSの機能としては取りやめているが、レジストリ操作でダークテーマを有効にすることが可能だ(関連記事)。
この設計は一部のユニバーサルWindowsアプリに引き継がれている。
配色を変更できるユニバーサルWindowsアプリ
まずはMicrosoft Edgeから。こちらは「設定」の「テーマの選択」から変更可能だ。
「メール」と「カレンダー」は同じユニバーサルWindowsアプリのため、一方の設定を行えば、もう一方の設定も自動的に切り替わる。
後は「Grooveミュージック」。こちらも「設定」に用意された「背景」のドロップダウンリストから「暗い」を選択するだけだ。
なお、これらの設定を行わずとも「マップ」や「天気」「フォト」のハンバーガーメニューは最初から黒色を採用済みだ。黒色系テーマを有効にするメリットとして、"コンテンツに集中しやすくなる"というものがある。配色は個人の好みに左右される部分だが、普段の配色に飽きた場合は一度試してみることをおすすめしたい。
阿久津良和(Cactus)