「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。
リモートデスクトップの設定をする
Windows 10(Pro版)はPC間で遠隔操作を行う「リモートデスクトップ」機能を備えている。最近はスマートフォン向けにも、リモートデスクトップクライアントが用意されているので、改めて接続方法を紹介したい。
このような手順でリモートデスクトップを有効にできるが、デバイス名(コンピューター名)は無機質な文字が割り当てられるため、少々使いにくい。
デバイス名を変更する場合は、検索ボックスで「コンピューター名」と入力し、「PC名を表示する」をクリック/タップして「バージョン情報」を呼び出す。続いて「このPCの名前を変更」ボタンをクリック/タップすれば変更可能だ。なお、変更後はPCの再起動が必要となる。
Android、iOS向けのリモートデスクトップアプリを使う
さて、スマートフォン用リモートデスクトップクライアントはiOS版、Android版が利用可能だが、今回はiOS版で手順を紹介する。
特段難しい操作は必要ない。気軽にアクセスする場合は、「コンピューターへの接続について今後確認しません」のスイッチをオンに切り替えよう。
このようにスマートフォンからもPCを操作できるため、家庭内の離れた環境から、ちょっとした操作を行う時に活用してほしい。
ただし、お使いのエディションがHomeの場合、「リモートデスクトップ環境へ接続」できるが、「リモートデスクトップを受け入れられない」。つまり、ほかの「リモートデスクトップ」対応PCへの接続はできるが、他のデバイスからHomeへの接続はできないので注意したい。
阿久津良和(Cactus)