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Google Chromeでネイティブ通知を有効にする

WebブラウザーのGoogle Chromeは、以前から独自に通知機能を備えてきた。個人的ば意見だが、異なるDPIのマルチディスプレイ環境で利用していると、例えば4Kディスプレイ側に現れる通知は小さくて見にくく、使い勝手がよくない。

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    Google Chromeの設定で「通知」を検索すると、通知の許可/不可をサイト単位で管理できる

それが2018年7月末リリースのGoogle Chrome 68で改善された。Windows 10アクションセンターを経由して通知する「ネイティブ通知」が加わり、Google Chromeからの通知を確認しやすくなっている。ただ、Google Chrome側で以下の設定が必要だ。海外の記事によると、Google Chromeの全ユーザーに対して随時、デフォルトで「有効化」していくという。

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    Google chromeのアドレスバーに「chrome://flags/#enable-native-notifications」と入力して「Enter」キーを押す

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    「Enable native notifications」のドロップダウンリストをクリック/タップで開き、「Enabled」をクリック/タップで選択

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    「RELAUNCH NOW」ボタンをクリック/タップして、Google Chromeを再起動

ネイティブ通知を確認するため、Googleカレンダーにアクセスしてみよう(Googleアカウントがあり、Googleカレンダーを使っているものとして進める)。

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    Googleカレンダーにアクセスすると、通知を受け取るか選択をうながされるので、「続行」をクリック/タップ

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    するとGoogle Chrome側で通知の許可を求められるので、「許可」ボタンをクリック/タップ

上図で示したように、GoogleカレンダーおよびGoogle Chromeで通知の許可を出せば、今後はGoogleカレンダーによる通知がWindows 10のトースト通知で示される。もちろん他のWebサイトによる通知も同様だ。

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    Googleカレンダーの通知がトースト通知で現れた

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    「Win」+「A」キーを押してアクションセンターを開くと、履歴のGoogle Chromeの通知が現れたことを確認できる

阿久津良和(Cactus)