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実体フォルダーを削除せずに「PC」から非表示にする
Windows 10は3Dオブジェクトを操作するツールを早い時期から用意し、Windows 10 バージョン1709(Fall Creators Update)からは「3Dオブジェクト」なるフォルダーを提供するようになった。
「ペイント3D」などを使って3Dモデルの作成や、Remix 3Dからダウンロードするユーザーは、専用の保存フォルダーとして利用できる。だが、普段から3D機能を使っていないユーザーにとっては不要だ。
GUI操作で3Dオブジェクトフォルダーを表示させない方法はないものの、レジストリエントリーを編集することで非表示にできる。
エクスプローラーの再起動などは必要なく、すぐに3Dオブジェクトフォルダーが非表示となる。実体となる「%USERPROFILE%¥3D Objects」フォルダーが削除されることはない。
■「3Dオブジェクト」フォルダーを削除
reg delete HKLM¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer¥MyComputer¥NameSpace¥{0DB7E03F-FC29-4DC6-9020-FF41B59E513A} /f
レジストリ構造については割愛するが、今回削除したのはGUID名を持つキーのため、下記手順を実行すれば3Dオブジェクトフォルダーを復元できる。
■「3Dオブジェクト」フォルダーの復元
reg add HKLM¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer¥MyComputer¥NameSpace¥{0DB7E03F-FC29-4DC6-9020-FF41B59E513A} /f
阿久津良和(Cactus)