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「閲覧ウィンドウで表示されたとき」の待ち時間を0秒へ
筆者はメインのメールクライアントとしてUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)の「メール」を使用している。機能的にはOutlook 2016に遠く及ばないものの、軽快に動作する感覚は魅力的だ。
以前はOutlook 2016も使っていたのだが、現在はメールの振り分けを自動処理する「仕分けルール」の設定を行う場面にとどまる。Web版Outlookは、Gmailと比べて応答性が低い。大量のメールをさばく場面には、さらなる改良が必要だろう。
さて、UWP「メール」を使っていて気になっていたのが、受信したメールが開封済みとなるタイミングだ。既定はプレビューウィンドウでメッセージを開くと、自動的に受信トレイフォルダ内のメッセージに既読となる。だが、度重なるWindows 10の再インストールで設定が変わったようだ。この設定を変更するには、以下の手順を実行する。
「メール」がメッセージを既読にする方法は「選択が変更されたとき」「自動的に開封済みにしない」「閲覧ウィンドウに表示されたとき」の3種類から選択できる。例えば、自身で既読にしたい場合は「自動的に開封済みにしない」を選べばよい。
「選択が変更されたとき」を選ぶと、文字どおり他のメッセージを開いたタイミングで既読化するため、個人的にはメリットを感じない。筆者は「閲覧ウィンドウに表示されたとき」がベストだと思っている。
阿久津良和(Cactus)