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Windows 10の品質更新プログラム適用時や適用後に、トラブルが発生する現象が散見されるようになった。今回は、品質更新プログラムの適用を延期する設定を紹介する。
品質更新プログラムの適用は最大30日まで延期可能
本来、Windows 10の品質更新プログラムは、Windows 10に潜む不具合を修正するためのものだが、一部で不安定な状況が見受けられる。2018年2月の品質更新プログラム(KB4074588)を適用すると、一部のPCでキーボードに代表されるUSBデバイスが認識されなくなるという。
幸い筆者は、このトラブルには遭遇しなかったが、3月分のKB4090913が適用できない現象が発生した。本件についてはMicrosoftも把握しており、Windows 10 update historyを確認すると、既知の問題に含まれていることが分かる。
不具合を修正する品質更新プログラムは早急に適用すべきだが、新たな不具合が発生しては元も子もない。そこで品質更新プログラムの適用を延期し、ネット上で大きな問題が発生していないか確認してから適用するスタイルを選択してもいいだろう。
ドロップダウンリストで選択できるのは、0日から30日までの1日刻み。ネット上の情報やMicrosoftのアナウンスを的確にピックアップできるなら7日間、仕事やプライベートで多忙なら14日間程度に変更することをおすすめする。
ちなみに、セキュリティ更新プログラムに対する延期設定は用意しておらず、事実上のサービスパックとなる機能更新プログラムは最大8日までの延期が可能だ。
「更新の一時停止」は説明が曖昧で分かりにくいが、公式ドキュメントによれば、機能更新プログラムを対象としている。つまり、スイッチをオンに切り替えると35日間は機能更新プログラムのスキャンを抑制し、期間を過ぎるとダウンロードが始まる仕組みだ。
特定の品質更新プログラム適用を抑止したい場合は、「Show or hide updatesトラブルシューター」の利用を検討してほしい。
阿久津良和(Cactus)