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「Ctrl」+「Shift」キー+マウスホイール
Windows 10のコマンドプロンプトは、当初から透明度の設定が可能だった。端末(コンソール)ウィンドウを透明する演出は、Linux系OSではポピュラーだったが、長年変化のないコマンドプロンプトを見てきていると、意外な強化ポイントと思ったかもしれない。
上図の手順でコマンドプロンプトの透明度を調整できる。ショートカットキーも割り当てられており、「Ctrl」+「Shift」キーを押しながら、マウスのホイールボタンを手前にスクロールさせれば、5段階ごとに透明度を上げられる。
逆に、ホイールボタンを奥にスクロールさせれば、同じく5段階ごとに透明度が下がる仕組みだ。この仕様はWindows PowerShellのウィンドウも対応しており、同じ操作で透明度を調整できる。
ショートカットキーで変更した透明度は一時的な設定となり、ショートカットファイルやレジストリ上に情報は書き込まれない。別のコマンドプロンプト、Windows PowerShellを起動した場合は、既定の設定が適用される。常に変更しておきたい場合は、冒頭の操作方法を使おう。
阿久津良和(Cactus)