サインイン時にUWPアプリを起動したい

UWPアプリのショートカットファイルを作成する

デスクトップアプリをWindows 10サインイン時に自動起動する場合、スタートアップフォルダーにショートカットファイルを登録すればよい。

タスクスケジューラでタスクを作成、もしくはレジストリエントリーを追加する方法もあるが、スタートアップフォルダーを使った方が簡単だ。

では、UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリを自動起動したい場合はどうすればいいだろうか。答えは簡単。デスクトップアプリと同じく、UWPアプリのショートカットファイルをスタートアップフォルダーにコピーすればよい。

例えばUWPアプリの「メール」を自動起動する場合は、以下の手順を実行する。

• スタートメニューのアプリ一覧もしくはタイルを右クリック/長押しし、「その他」→「タスクバーにピン留めする」をクリック/タップ

• 対象となるUWPアプリを起動しない状態で、「Shift」キーを押しながら右クリック/長押しし、「ショートカットの作成」をクリック/タップ

• 確認をうながすメッセージの「はい」ボタンをクリック/タップ。これでUWPアプリのショートカットファイルを作成できる

• 「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「shell:startup」と入力して「OK」ボタンをクリック/タップ

• スタートアップフォルダーにデスクトップ上のショートカットファイルをドラッグ&ドロップで移動させれば操作完了

ただし、UWPアプリによって動作が異なり、デスクトップアプリのようにショートカットファイルのプロパティダイアログで「実行時の大きさ」を変更しても結果は反映されなかった。

• 上記手順実行後にWindows 10へ再サインインすると、「メール」が自動的に起動する

ショートカットファイルの作成手順は、「shell:appsfolder」でApplicationsフォルダーを開く方法でも構わないが、UWPアプリのアイコンが見えにくいため、あまりおすすめできない。

• 「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「shell:appsfolder」と入力して「OK」ボタンをクリック/タップ

• 対象となるUWPアプリを右クリック/長押し→「ショートカットの作成」をクリック/タップしてもショートカットファイルを作成できる

阿久津良和(Cactus)