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通常は自動導入だが、手動導入も削除も可能
Windows 10 バージョン1709(Fall Creators Update)が備える新機能の1つに、「フォト」によるテーマやフィルターを使った画像編集、3D効果を使った動画作成機能がある。
だが、一部のPCではすべての機能が使えない。理由は、「フォト アドオン」がインストールされていないからだ。フォトの編集機能自体はアプリケーション(以下、アプリ)が備え、アドオン経由で音楽やテーマの追加を可能にしている。
通常なら自動的にインストールされるのだが、UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリのインストール状態を管理するタスクが不安定な場合は、インストールされないようだ。筆者の環境では、未インストールのPCでフォトを起動し、「テキスト入りビデオの作成」を実行すると、自動インストールされたことを確認している。
フォト アドオンは「Photos.DLC.Main」という名称でアドオンリストに並び、181MBの小規模なパッケージだ。通常のPCであれば気にする必要はないが、「フォトも使わず編集もしない」というのであれば、「アンインストール」ボタンでアドオンを削除すればよい。
逆に、「動画編集を開始してもアドオンがインストールされない」場合は、Microsoft Storeから手動でフォト アドオンをインストールしよう。すると、現時点でMicrosoftが提供するすべての編集機能が利用可能になる。
阿久津良和(Cactus)