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「Windows」のアクセスを抑制する

タスクバーの通知領域に並ぶ「時計」をクリック/タップすると、1カ月のカレンダーとともに現在の日時など、各種情報を表示する。これはWindows 95時代からWindows 10まで続いてきた機能だ。

通知領域の「時計」をクリック/タップすると、当日の予定が示される

筆者もPCの前では1カ月のカレンダーを確認するため、たびたび使う。……のだが、その日の用事がすべて表示されてしまうのは困りもの。自宅であればともかく、周りに人がいるオフィスや喫茶店などでは、気恥ずかしい経験をしたことがある読者諸氏もいるかもしれない。

先の「予定を隠す」をクリック/タップすると、当時の予定は非表示となる

上図で示したように、「予定を隠す」をクリック/タップすれば、トグル式で表示のオン/オフを切り替えられる。だが、いっそのこと非表示にした方が話は早い。この設定を変更するには、以下の操作を実行する。

「設定」の「プライバシー/カレンダー」を開き、「Windows」のスイッチをクリック/タップして「オフ」に切り替える

時計に表示される情報は、Windows 10がUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーションの「カレンダー」に登録した予定を参照し、表示している。よって、アクセスを制限すれば、非表示にすることが可能だ。

この状態で「時計」をクリック/タップすると、「カレンダー」に登録した予定は表示されなくなる

再び予定を表示させる場合は、先のスイッチを「オン」に戻せばよい。外出・出社前はオフに、帰宅後はオンにするなど必要に応じて切り替えるとよいだろう。

阿久津良和(Cactus)