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以前はアンインストールが困難だったOneDriveクライアントだが(システムファイルと連携していたため)、最近は簡単な操作でアンインストール可能になった。そこで今回は、OneDriveクライアントのアンインストールと再インストール方法を紹介する。
OneDriveクライアントのアンインストール
オンラインストレージにOneDriveを利用している場合、OneDriveクライアントは重要な存在だ。しかし、他のオンラインストレージを活用しているユーザーにとっては、邪魔な存在かもしれない。
以前は「%SystemRoot%\SysWOW64\OneDriveSetup.exe /uninstall」と、SysWOW64フォルダーにあるセットアッププログラムにオプションを付けないとアンインストールできなかったが、最近は「アプリと機能」からアンインストール可能になった。
「Win」+「I」キーを押すなどして「設定」を起動し、「システム/アプリと機能」のテキストボックスに「OneDrive」と入力。検索結果として現れた「Microsoft OneDrive」をクリック/タップし、「アンインストール」ボタンをクリック/タップ |
このようにインストール済みアプリケーションに並ぶため、コントロールパネルの「プログラムと機能」からもアンインストールできる。今後のWindows 10はコントロールパネルが使いにくくなっていきそうだが、使い慣れた方法で実行してほしい。
OneDriveクライアントの再インストール
再インストールは、前述した「%SystemRoot%\SysWOW64\OneDriveSetup.exe」を実行すれば済むように見える。だが、OneDriveクライアントはUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーションなどとは異なり、独自の仕組みでバージョンアップを行っているため、古いバージョンをインストールすることになってしまう。
だからこそ、再インストール時は「%LOCALAPPDATA%\Microsoft\OneDrive\」に保存されている、最新のセットアッププログラムを使うべきだ。
「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「%LOCALAPPDATA%\Microsoft\OneDrive\」と入力して<OK>ボタンをクリック/タップ |
再インストール中の操作は必要ないが、再設定を求められるので、通知領域にあるOneDriveアイコンをダブルクリック/タップし、ウィザードから設定を行おう。
阿久津良和(Cactus)