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PCに接続したUSBメモリーなどを安全に取り外すには、「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」を呼び出すが、こちらを常に表示させる方法を紹介しよう。

デバイスの取り外し方法は2つ

例えばUSBメモリーなどをPCに接続すると、通知領域に「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」アイコンが加わり、デバイスを安全に取り外すための動線が生まれる(本来なら外付けストレージは、書き込みキャッシュが無効になっているため、それほど神経質になる必要はない)。

USBドライブのプロパティダイアログでも説明されているように、書き込みキャッシュは既定で無効となる

だが、読み込み時にデバイスを取り外すと、デバイスに悪影響を及ぼすことから、Windowsは「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」アイコンをエクスプローラーの機能として追加し、デバイスのアンマウント処理を行うようになった。

通知領域に並ぶ「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」アイコンをクリック/タップすると、デバイスを安全に取り外せる

このアイコン、既定では通知領域に現れても、何らかの操作を行うと隠れてしまうため扱いにくい。そこで、常に表示する設定を行おう。

検索ボックスに「taskbar」と入力し、検索結果の「タスクバーの設定」をクリック/タップ

「設定」が起動したら、「通知領域」セクションの「タスクバーに表示するアイコンを選択してください」をクリック/タップ

一覧に並ぶ「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」のスイッチをクリック/タップしてオンに切り換える

上図の操作で「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」アイコンは、デバイスを接続すると常に通知領域に現れるようになる。

ちなみに、デバイスの取り外しは「設定」からも実行可能だ。「接続中のデバイス」から対象となるデバイスを削除することで、通知領域からの操作と同じく安全に取り外せる。

検索ボックスに「Device」と入力し、検索結果の「接続済みデバイスの設定」をクリック/タップ

取り外したいデバイスをクリック/タップで選択し、「デバイスの削除」→「はい」とボタンを順にクリック/タップ

阿久津良和(Cactus)