「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。

「ストア」で購入したWindowsストアアプリ、およびUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーションは、Microsoftアカウントに紐(ひも)付けされるため、同じアカウントを使用している別PCでもそのまま利用できる。

購入したアプリの確認方法

まずは、自身が購入したアプリケーションを確認したい。こちらは「ストア」の「購入済み」から開くMicrosoftアカウントのWebページで確認できる。

「ストア」を起動し、ユーザーアイコンをクリック/タップして「購入済み」をクリック/タップ

Webブラウザーが起動し、過去に購入したアプリケーションやゲームを確認できる。表示されない場合は「開始日」のドロップダウンリストから期間を変更しよう

ポイントは、アプリケーションをインストール可能なデバイスの数だ。執筆時点では最大10台のデバイスにインストール可能だった。「ストアからダウンロードしたアプリとゲームをインストールしたデバイス」に登録されているデバイスに限って、購入したアプリケーションをインストールできる。

Microsoftアカウントの「デバイス」から「アプリとゲームデバイス」をクリック/タップで開くと、Microsoftアカウントに紐(ひも)付いて、UWPアプリケーションをインストール可能なデバイスを確認できる

最近は、PCに加えてWindows 10 Mobileデバイスも同じようにカウントされるため、筆者の環境では既に10台の制限を超えていた。使っていないデバイスは簡単に削除できるので、たまに確認することをおすすめしたい。

購入済みのアプリを別のPCにインストールする

それでは冒頭で述べたように、購入済みアプリケーションを別のPCにインストールしてみよう。難しいことはまったくなく、MicrosoftアカウントのWebページで確認できる「注文履歴」からリンクをたどるだけだ。

Microsoftアカウントの「注文履歴」にあるアプリケーション名をクリック/タップ。この時点でインストール可能デバイスに余裕がある場合は、「インストール」ボタンを押せる

この時点で「アプリとゲームデバイス」の数に余裕があれば、新たなPCとしてデバイス登録が行われ、アプリケーションのダウンロードが可能になる。試しに、登録済みデバイスを削除してから有料アプリケーションを起動してみたところ、直後は問題なく動作した。詳しく検証していないが、ライセンス認証が必要な場面では使えなくなると思われる。

「アプリとゲームデバイス」には、新たに使用したPCが加わる

不要になった場合は「削除」ボタン→チェックボックスをクリック/タップ→「削除」ボタンと順にクリック/タップ

阿久津良和(Cactus)