2月といったらバレンタインデー。14日が近づくと、チョコへの期待が膨らみちょっとワクワクしてしまう男性がいる一方、ちょっと悲しい思い出がよみがえってきて、切ない気持ちになる男性もいるのではないだろうか。
そこで今回はマイナビニュースの男性会員371人を対象に、「バレンタインでの悲しい思い出」についてアンケート。職場や学生時代、子ども時代、家庭における悲しいバレンタインのエピソードを紹介していこう。
切なすぎるバレンタインの思い出たち
Q.職場でのバレンタインで印象に残っている悲しいエピソードを教えてください
54歳/長崎県「裏で女子が面倒くさいと言っているのを聞いてしまった」
37歳/滋賀県「必ず渡してもらう時、お返し期待していますとプレッシャーをかけてくること」
57歳/東京都「わざわざ『ギリチョコ!』と手書きしたラッピングで男子社員全員に配っている女子がいました」
64歳/石川県「職場でだんだん女子が増えて、ホワイトデーのお返しの出費が多くなった」
71歳/千葉県「チョコだと思ったらまんじゅうが入っていた」
57歳/鹿児島県「食べるの忘れてカビが生えた」
47歳/奈良県「職場の社員の他の人がチョコをもらっているのに、自分には、チョコをもらないという過去に経験があり、嫉妬してしまった」
49歳/東京都「チョコレートをもらるとウキウキしていたが、一つももらなかった」
54歳/大阪府「手作りのチョコをもらったが甘すぎて食べられなかった」
例年、女子社員がにっこり微笑みながら渡してくれるチョコレート。義理だとはわかっていても嬉しいし、バレンタイン当日ワクワクして配られるのを待つ男性もいるに違いない。しかし、女性がバレンタインをとても面倒に感じているとわかってしまうと、チョコを渡す時の笑顔が怖く感じてしまいそうだ。
次は職場を離れ、学生時代や子ども時代、恋人や家族とのバレンタインで思い出に残っている悲しいエピソードについて聞いてみよう。
Q.学校や家族、彼氏彼女など、バレンタインで思い出に残っている悲しい思い出エピソードを教えてください
38歳/静岡県「チョコのもらい方にダメ出しを食らったことがありますね」
39歳/栃木県「学生の頃、仲の良かった女友達が、自分以外には立派な義理チョコを渡していたのに私にはチロルチョコ一つだけだったこと」
30歳/埼玉県「彼女からもらった本命の手作りチョコが崩れていた」
69歳/大阪府「お返しで人との比較をされるのが嫌」
39歳/静岡県「学生の頃、チョコとメモが入った袋を頂いたが、名前のあて先が自分以外の別の人の名前が書いてあり、それ以降、相手が疎遠になってしまった」
42歳/福岡県「子どもの頃は硬派を気取っていらないって酷いことを言っていたことが心残り」
48歳/茨城県「妻からもらうチョコが年々グレードダウンしている」
51歳/大阪府「小学校の頃は一番もてるやつにお下がりをもらうのが毎度恒例でした。これが格差とも知らずに喜んで食べてました」
小学校時代、学生時代、そして結婚してから感じた悲しきバレンタインエピソードとしては、他人との格差を感じる出来事が多かった。同じ日に複数の男性に配られるバレンタインのチョコレートは、自分だけでなく他の人がもらったチョコを目にする機会も多いものだ。それだけにもらったチョコの差を感じてしまうと、うれしさ半分、複雑な気持ちも半分ではないだろうか。
もらう気満々で待ち構えていたのにもらなかったり、義理チョコのお返しに苦しめられたり、手渡されたチョコが他の人宛てのものだったりとさまざまなエピソードが寄せられたが、もちろん悲しいものばかりだけではない。もともとは「カップルの愛の誓いの日」とされているバレンタインデーだけに、きゅんとするエピソードやほっこりエピソードも満載だ。その一部を紹介しよう。
きゅん! バレンタインの淡い思い出も
33歳/東京都「高校生の時、本命のチョコを初めてもらった。受け渡しするところもお互い緊張していた」
35歳/大阪府「好きな子に初めてバレンタインをもらった時は、お返しに何をすればいいか2週間迷った」
62歳/愛知県「彼女にもらった手作りチョコがおいしくなかったけど、うまい、と言った」
37歳/広島県「彼女と同棲している時に自分が仕事から帰ると手作りでチョコレートケーキやご馳走を用意してくれていた」
38歳/沖縄県「妻にチョコを送ったら喜ばれた」
39歳/愛知県「子どもから手作りのチョコレートをもらって、泣いてしまった!」
41歳/大阪府「先輩にささっとパーカーのフード内にチョコレートを放り込まれた」
36歳/埼玉県「毎年、セブンイレブンで出るゴディバを自分用に買ってます」
本命彼女からチョコレートがもらるかドキドキ。緊張のため行動もぎこちなくなり、受け取りに時間がかかってしまったという初々しいエピソードも。何をお返ししたら喜んでくれるのか、頭の中でのグルグル思考が止まらないという経験にもほっこりさせられる。また、最近はご褒美チョコという言葉もあるように、自分で自分にとっておきのチョコを買う人も多くなっている。チョコ好きの男性にとっては、特別な商品も多く並ぶバレンタインは、見逃せないイベントであるに違いない。
コロナ禍の中、どんなバレンタインエピソードが生まれる?
バレンタインにまつわる悲しいエピソードとほっこりエピソードをお伝えしてきたが、いかがだったろうか。「社交辞令はムダ、義理チョコはいらない」なんていう意見もあるようだが、チョコのプレゼントを通して職場や家庭でコミュニケーションが活発になったり、場の空気が和んだり、恋愛に発展するケースだって多いのではないだろうか。昨年・今年はコロナ禍で、チョコレートの代わりに「義理マスク」を用意する女性もいるという。ニュー・ノーマルの時代、これからどのようなバレンタインエピソードが生まれるのか楽しみだ。
調査時期: 2021年1月27日
調査対象: マイナビニュース男性会員
調査数: 371名