123系は3月16日のダイヤ改正をもって置換えとなる |
退役間近の123系「ミニエコー」が旧塩尻駅付近を走る。このあたりは1980年代前半、駅が移転し、さらにみどり湖駅経由の新線が開通したことで大きく変貌した。旧塩尻駅の跡地は待避線などに使われ、ホームの跡も一部残っているとのこと。
列車情報
JR東日本 123系
基本情報
123系は国鉄からJRへの移行期(1980年代後半)、使用用途のなくなった荷物電車クモニ143形を改造して誕生した車両。1両編成での運転が可能で、かつてはJR東海の身延線や、JR西日本の阪和線羽衣支線、可部線などでも見られたが、JR東海の車両はすでに引退した。JR西日本の車両は現在、小野田線・宇部線を中心に活躍している。
JR東日本の車両は1986年に登場した1両(クモハ123-1)のみ。「ミニエコー」の愛称があり、ヘッドマークも掲げられている。長らく中央本線辰野~塩尻間の普通列車に使用されてきたが、2013年3月16日のダイヤ改正をもって同車両での運行を取りやめ、E127系(2両編成)に置き換えられる予定。