特急「はるか」は全列車281系で運転される

阪和線を走行する特急「はるか」。白い丸みを帯びた車体が特徴的な281系が使用される。同列車は30~60分おきに運転され、空港アクセス特急ながら自由席も設定されている。朝の関西空港発と夕方以降の関西空港行の列車は和泉府中駅・日根野駅にも停車するため、大阪方面への通勤などにも利用されるという。

車両情報

JR西日本 281系

基本情報

1994(平成6)年、関西国際空港の開港に合わせてデビューした直流特急形電車で、関西空港駅発着の特急「はるか」に使用される。当初、基本編成は5両編成だったが、1995年から6両編成に。3両編成の付属編成も製造された。

車体に日本の伝統美を表現したロゴがデザインされ、車内はシックで落ち着いた雰囲気で、スーツケースなどを収納できる荷物スペースも設置。特急「はるか」は京都~関西空港間を中心に運転され、草津駅発の列車や米原駅発着の列車も設定されている。