3050系鋼製車による新開地行の普通

山陽電気鉄道3050系は、3000系を増備する過程において登場した系列で、製造当初から冷房装置を装備していたという。3000系列はアルミ車・鋼製車の2種類あることでも知られ、鋼製車はかつてクリーム色と濃紺のツートンカラーが特徴だった。現在はアイボリーに赤・黒の帯という外観になっている。

車両情報

山陽電気鉄道 3000系

基本情報

1964年以降に導入された通勤形電車で、1次車はオールアルミ車体など当時の最新技術を随所に採用したことが特徴。1965年の鉄道友の会ローレル賞に選定された。後に鋼製車が製造され、改良型の3050系をはじめ、派生系列も多い。アルミ車3両編成・4両編成、鋼製車3両編成・4両編成が在籍し、セミクロスシートの車両もあるなどバラエティに富んだ系列で、現在は普通を中心に運用されている。