阪急京都線では、12月21日に西山天王山駅が開業。今年春頃に新型車両1300系も導入予定だ。その京都線で特急用の主力車両として活躍するのが9300系。写真の第1編成は2003年にデビューした。後に増備された編成と比べて、行先や列車種別の表示がLED化されていない点や、車体前面のヘッドライトの形状などに違いが見られる。
車両情報
阪急電鉄 9300系
基本情報
2003年にデビューした阪急京都線の車両。その後、2010年まで増備が続けられ、それまでの京都線特急車6300系をすべて置き換えた。車体はアルミ合金製で、2ドアだった6300系とは異なり、通勤輸送も考慮した3ドアの車体構造に。車内は転換クロスシートで、シートピッチが拡大されて居住性が向上したという。
9300系は京都線の特急を中心に活躍中。なお、神戸線・宝塚線では、9300系と共通の思想の下に製造された9000系が活躍中だが、車内はオールロングシートとなっている。