阪急宝塚線に投入された新型車両1000系

阪急神戸線に続き、12月末から阪急宝塚線でも新型車両1000系が運行開始された。日没の時間帯ながら、すべての照明機器がLED化されたこともあり、他の車両と比べてもライトの明るさが際立っている。普通運用が多い神戸線とは対照的に、宝塚線の1000系はこの年末年始、急行として運用に就く機会が多い様子だった。

車両情報

阪急電鉄 1000系

基本情報

2013年11月28日から神戸線で、12月25日から宝塚線で運行開始した阪急電鉄の新型車両。外観はマルーンとアイボリーの車体色を継承しつつ、前照灯を一体的に見せることですっきりとした印象に。車内はオールロングシートで、木目調の化粧板やゴールデンオリーブ色の座席など、同社車両の伝統を踏襲している。

走行装置に低騒音型機器を採用して車内外の騒音を低減したほか、高効率な車両機器を採用し、すべての照明機器をLED化したことで、従来車両と比べて約50%、9000系・9300系と比べても約20%の消費エネルギー削減を達成している。なお、2014年春には京都線用の新型車両1300系もデビューする予定だ。