阪急電鉄の新型車両1000系。梅田側の先頭車両の番号は「1000」

阪急電鉄の新型車両1000系がデビューした。第1編成は昨年11月から神戸線に投入され、記念のヘッドマークを掲げて走行している。神戸線では、普通として運用に就くことが多いようだ。ちなみに写真の1000系はその後、梅田駅で折り返し、「神戸三宮」(12月21日に「三宮」から駅名改称)行の普通として走り去っていった。

車両情報

阪急電鉄 1000系

基本情報

2013年11月28日から神戸線で、12月25日から宝塚線で運行開始した阪急電鉄の新型車両。外観はマルーンとアイボリーの車体色を継承しつつ、前照灯を一体的に見せることですっきりとした印象に。車内はオールロングシートで、木目調の化粧板やゴールデンオリーブ色の座席など、同社車両の伝統を踏襲している。

走行装置に低騒音型機器を採用して車内外の騒音を低減したほか、高効率な車両機器を採用し、すべての照明機器をLED化したことで、従来車両と比べて約50%、9000系・9300系と比べても約20%の消費エネルギー削減を達成している。なお、2014年春には京都線用の新型車両1300系もデビューする予定だ。