キハ47形2両編成の特急「指宿のたまて箱」(2012年1月撮影)

指宿枕崎線の鹿児島中央~指宿間で1日3往復運行される特急「指宿のたまて箱」。愛称は「いぶたま」。2011年3月の九州新幹線全線開業に合わせてデビューし、白黒の大胆な外装や、駅到着時のミストによる演出などが話題になった。キハ47形2両編成が基本だが、予備車(キハ140形)を連結して3両編成で運行されることも。

車両情報

JR九州 キハ40系

基本情報

キハ40系は非電化ローカル線用のディーゼルカーとして、国鉄時代の1977年から量産された。おもに両運転台のキハ40形、片運転台で両開きドア(片側2ドア)のキハ47形、片運転台で片開きドア(片側2ドア)のキハ48形の3形式からなり、現在も全国で活躍中。地域ごとにオリジナルの塗装が採用されたほか、観光列車用に改造された車両も多い。