朝日を受けて3両編成のディーゼルカーが走る

早朝の日豊本線を走行する鹿児島中央行の普通列車。3両編成のうち、前2両がキハ47形、後ろ1両がキハ40形で、「九州色」と呼ばれる白地に青帯の塗装となっている。国鉄時代からの電車・気動車に多く採用され、JR九州の各路線で見られたカラーだが、他の地域と同様、新型車両の投入で徐々に見る機会が少なくなりつつある。

車両情報

JR九州 キハ40系

基本情報

キハ40系は非電化ローカル線用のディーゼルカーとして、国鉄時代の1977年から量産された。おもに両運転台のキハ40形、片運転台で両開きドア(片側2ドア)のキハ47形、片運転台で片開きドア(片側2ドア)のキハ48形の3形式からなり、現在も全国で活躍中。地域ごとにオリジナルの塗装が採用されたほか、観光列車用に改造された車両も多い。