夕方の時間帯、函館駅を発車して江差線木古内方面へ向かう普通列車。ワンマン運転ながら、キハ40形を3両連結した堂々たる編成で走り去っていった。JR北海道のキハ40・48形は一部を除き、明るいグレーに緑色・ラベンダー色の帯というのが一般的。他地域と異なり、二重窓を採用するなど酷寒地向けとなっているのも特徴といえる。
江差線は2014年5月で木古内~江差間が廃止に。残る五稜郭~木古内間も、北海道新幹線開業とともに第3セクター鉄道に引き継がれる予定だという。
車両情報
JR北海道 キハ40系
基本情報
キハ40系は非電化ローカル線用のディーゼルカーとして、国鉄時代の1977年から量産された。おもに両運転台のキハ40形、片運転台で両開きドア(片側2ドア)のキハ47形、片運転台で片開きドア(片側2ドア)のキハ48形の3形式からなり、現在も全国で活躍中。地域ごとにオリジナルの塗装が採用されたほか、観光列車用に改造された車両も多い。